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    • 世界的な木材不足『ウッドショック』

      世界的な木材不足『ウッドショック』

      2021/06/14







      近頃ではメディア等でも取り上げられるようになり

      耳にされたことがある方もいらっしゃるかと思いますが


      今、世界的に木材が不足していて住宅業界などで

      「ウッドショック」という問題が深刻化しています。



      もちろんキュウナイ工務店も例外ではなく

      日増しに厳しい状況になっています。




      日本の風土に適した『木の建築』にこだわり続けている

      キュウナイ工務店としましては、

      価格の高騰もさることながら、

      材木が入手困難なのが一番の不安材料です。











      ウッドショックが起こった要因として考えられているのが、


       1. アメリカや中国での住宅需要の高まり

       2. 海上輸送のコンテナ不足

       3. 日本の林業が長期的な低迷




      この問題にも新型コロナが影響を及ぼしています。


      コロナ禍で

      在宅ワークの増加や、

      経済政策が取られ住宅ローンが
      歴史的な低金利になっているアメリカで

      住宅需要が高まっていることや、


      貨物船の減便、及び海上輸送のコンテナ不足


      …などの理由で

      日本に輸入木材がほとんど入ってこなくなり、

      僅かな木材を多くの業者で争奪している状況のため

      木材価格の急激な高騰や

      そもそも木材供給量が激減していることで

      『ウッドショック』という事態が起きています。











      ***



      キュウナイ工務店では

      柱や梁などの構造材にも国産材を使用していましたが

      輸入材が供給不足となれば国産材の需要が高まります。


      そのため、

      もともと自給率が低かった国産材も入手困難になっています。



      国産材の自給率については新聞でも触れています。



      昭和40年代は、高度経済成長に伴い

      新築一戸建住宅の着工数が大きく増加
      したこともあり、木材需要が増大し

      国産材の供給量も増加傾向だったのですが

      当時、森林資源の制約もあり
      供給できる木材が限られていました。











      日本の森林は、

      昭和10年代には軍需物資として、
      そして終戦後には復興資材として
      大量に伐採されました。


      その後に植栽された森林も
      まだ保育段階だったため

      国産材の供給量は、昭和42(1967)年に
      ピークに達した後は、

      木材需要の増大に対し、
      価格の高騰が続きました。



      そんな国産材に比べて、
      “木材輸入の自由化” に伴い
      輸入材が安く、かつ大量のロットで
      安定的に供給できる体制にあったので、

      日本の木材供給は次第に輸入材が
      主導になっていきました。











      国産材の自給率は2002年には
      18.8%まで落ちてしまいますが、

      戦後大量に植えられた杉やヒノキが
      利用期を迎えたこともあり
      2019年には37.8%まで回復しました。


      とはいえ、
      大半を輸入材に頼ってきた日本では、
      国産材の供給量減少に伴い、
      林業が衰退していきました。


      そのため今になって国産材に頼ろうにも、
      急激に増加した需要に対応する
      人材や環境がありません。


      もし人材を確保できたとしても、
      木は伐採後に乾燥させる期間が必要なため、
      すぐには使用できないのです。










      各住宅会社がこの危機を乗り越えようと
      努力しているところですが、

      特に小さな工務店にとっては先行きが見えず、
      予定通りの工期がお約束出来ない状況です…。



      「キュウナイ工務店で家を建てたい」
      という大変ありがたいお声を頂いても
      建てる材料が無いというもどかしさ…。


      出来るだけご期待に沿えるよう
      社長も日々材木の調達に奔走しているところです。

      新築及びリフォームをお考えの方には
      大変ご不便ご迷惑をお掛けしますが、
      何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。











      P.S.

      大変困難な事態ではありますが
      長い目で未来のことを考えますと

      “その土地の環境で育った木で建てた家” のほうが
      間違いなく丈夫で長持ちである上、

      森林を循環させ豊かにすることが
      環境問題の解決にもつながります。


      これを機に
      今後、国産材の自給率が上がり
      リーズナブルな国産材が市場に流通していく
      いい機会になればいいなぁとも思います。


      その他

  • 久内工務店の特徴
  • 自信の構造

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